photo by ホタパパ

１１日はみふぃの命日。

昨年春からの五カ月間は
病院通いが続いていました。

症状のわりには
いたって元気そうに振舞うみふぃに
自分にはない強さを感じました。

絶対に弱いところは見せずに
威厳を保ち続けるみふぃに

彼女のプライドを守るために
いつもどおりに接していました。

お互い
暗黙の了解でした。

仕事に行くときも
「もしかしたら」が頭をよぎることも
ありましたが

友人たちが様子を見に行ってくれたり、
先生にきめ細かく支えられて
最後まで在宅で
大切な時間を過ごすことができました。

自分で起き上がれなくなって
寝たきりはたったの１日半。

もうすこし介護したかったなあ。

老いていくことを
受け止めるしかないさみしさと

こんなに長生きしてくれて
ありがとう、という感謝の気持ちで
いっぱいでした。

そばにいるラビッヂも
お別れが近いことを感じていました。

穏やかな笑顔で
眠るようにお空に旅立ったみふぃ、

春から
お庭にある
お墓で大好きなロンと一緒です。

写心展での展示は
私にとって
心の整理の助けとなりました。

月日が経つほど
みふぃのすごさを感じる毎日。

みふぃ、
老衰という素晴らしい旅立ちができて
本当によかった。
ゆっくりとしをとってくれて
１５年
一緒にいてくれて
どうもありがとう。

　　　　　　　photo by ホタパパ