2023年04月04日 07時52分
すこし切ない時期

私にとって
4月は切ないことを思い出す月。

ロンとラビッヂの命日があります。

年明け頃からなんとなく元気がイマイチに
なっていたラビッヂ、
そろそろ覚悟が必要なのかもしれないと
私に心の準備時間をくれたような気がしています。

ちょうど今頃、
つらい検査結果が出て
残りの時間をどう過ごすのかを
決めなければいけなかったのですが

これが正しい答えだ、という正解がないことを
自分が最終的に決めなければいけないので
命と向き合う重さに
挫けそうになりますよね。

いろいろな選択肢の中から
何を選んだとしても
やはり後悔することもあるので
この点はワンコも人も
同じだと感じました。

いつもニコニコしていたのに
全然笑わなくなって
動きも鈍くなり
出発への準備を始めたラビッヂに
みっちりお付き合いできたのは
緊急事態宣言で
仕事がほとんど休みになったから。

このことだけは
ありがたく感じました。

命日が過ぎるまで
気温や窓から入る日差しの角度で
思い出してしまう4月。

こんな時は
忙しく仕事に取り組んだ方が
気が楽になるので

あれこれスタートさせました。

プランニング。
諸々試作試食、レシピ作り。
打ち合わせに撮影、原稿作り。
そろそろ庭も冬囲いを外して
デッキにブランコ設置したり
やることいっぱいで
ありがたい。

4月は仕事の慣らし運転のような時期。
日差しに身体を慣らして
気力と体力のペースをアップさせ
繁忙期に向かいます。

今でも
帰宅したら
窓から覗いていないか確かめてしまうし

大きな声でただいまを言って
居間を覗いてしまう。

これは23年ワンコと暮らした
日常のルーティンなので
きっとこれからも
変わらないままだと思います。

寂しい気持ちは
溜め込まずに過ごしたいですね。

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