クラプラガーデンモール「ハーブまるごと活用レシピ」2012年5月掲載分
北海道はようやくガーデニングシーズンがスタートです。
雪解けのあとに楽しめるハーブといえばチャイブ。
エゾネギとも呼ばれユリ科のハーブです。
球根が増えて大株に育っていきます。
細い葉は長ネギのように中空でアサツキのように料理に使います。
群生して植えるとピンク色の花が見栄えします。
早春の葉は柔らかく香りも豊かなのでどんどん食べましょう。
刻んでお味噌汁に、オムレツに、バターにも。
たくさん収穫できたら刻んで冷凍しましょう。
チャイブはコンパニオンプランツとしても優秀。
バラやリンゴ、人参の虫や病気を防いでくれるでしょう。
もちろんお花も食べられますよ。
私のお気に入りは鰹節とお醤油にあわせごはんにまぜたおにぎり。
ほんのり香るネギの香り~ぜひおためしを。
次はルピナス。
北海道では野生化して?道端にもたくさん咲いています。
春の、ボリュームの少ないガーデンを盛り立ててくれますね。
マメ科のハーブのルピナスは食用への利用ではなく
土壌改良の働きを利用します。
窒素とリン酸を結びつける働きがあり
緑肥として役立ちます。
また、土中の農薬の毒素を吸収するともいわれ
チェリノブイリの事故のあと周辺に植えられたそうです。
結果はいかに、、、気になるところですね。
花色はたくさんあります。
花のあとにまめのさやがつき種ができます。
こぼれ種でどんどん増えていくので株を更新しながら育てると
いいですね。
最後にラビッジ。
あまり知られていないハーブですがイタリアンパセリとセロリを足して2で割ったような風味とお味です。
宿根の大型のハーブで2年目に穂が立ち上がってきます。
スープの香り付けやサラダなどに使える万能ハーブなのでお料理好きの方にはお勧めです。
美味しい使い方などは今後紹介していきますね。まずは植えてみましょう!