長く白い雪に覆われていた庭も
春の日差しとともに土が現れて、球根類が顔をだす季節が近づいてきました。
スコップで穴を掘って苗を植えればどんな植物も元気に育ってくれればよいのですが
思っていたより成長しなかったり、昨年たくさん花が咲いたものも
花数が減ったり、うまくいかないことがたくさんあります。
土は植物が元気に育つ大切な要素のひとつです。
どんなにいい苗を買ってきても「土」がよくなければいけません。
いい土、ってどんな土でしょう。
ふかふかで通気性、排水性、また保水性もあり
栄養を豊富に含んでいる環境、でしょう。
土(用土、改良用土)には
たくさんの種類があります。
黒土、赤玉土、鹿沼土、腐葉土、堆肥、ピートモス、砂、石灰、バーミキュライト、軽石などです。
これらをブレンドして使いやすい状態で販売されているのが
園芸用培養土です。
花用、野菜用、コンテナ用、ハーブ用、などそれぞれの植物にあわせた
ブレンドとなっています。
手軽で扱いやすいのですが
価格によって品質にばらつきがあるのですこし意識してみましょう。
植物の生育にしたがって土に必要なものにも
変化してきます。
庭の土が固くなってきたかな、というときは
腐葉土を、水はけがわるいところには砂や炭を、
花をたくさん咲かせる植物には堆肥や鶏糞を、など
土の改良を行うとよいでしょう。