クラプラガーデンモール「ハーブまるごと活用レシピ」2012年7月掲載分
今回は夏の太陽を浴びて元気に育つハーブと
季節のフルーツで
おいしいビネガーシロップを作ってみましょう。
フレッシュハーブはお天気がよい日の午前中に
摘み取るのが理想的。
葉っぱの裏に香りのカプセルがたくさんある時間帯だからです。
このカプセルが風やおひさまにあたりはじけて
香りをふりまいているのです。
なのでお料理に使うときは
できるだけ水で洗わずにさっとはらう程度でOKなんです。
(農薬をつかっていない前提で)
ハーブの葉に鼻を近づけるより指でこするとより香りを感じるのは
このためです。
季節のフルーツとその時期に旺盛に育っているハーブは
相性もバッチリなはず!
いろいろなバリエーションを小さな瓶で作っておけば
お友達へのプレゼントにも喜ばれますね。
材料)
季節のフルーツ
氷砂糖(使う容器の大きさに合わせて、瓶の1/3程度)
*氷砂糖以外の砂糖は発酵するので使えません
穀物酢(またはリンゴ酢)
お好みのハーブ~ミント、フェンネル、レモンバーベナ、など
作り方)
消毒した瓶にカットしたフルーツ、フレッシュハーブ、氷砂糖を入れてお酢をそそぐだけ。
氷砂糖の分量はお好みで調節してください。
2週間程度、常温でおいて氷砂糖がとけたら
利用可能です。
熟成期間が長いとよりまろやかになります。
「アレンジレシピその1 ドリンク」
完成したビネガーシロップを炭酸で割ってみましょう。
ブルーベリーや赤シソで作るときれいなピンク色になりますよ。
「アレンジレシピその2 簡単浅漬け」
ビニール袋に完成したビネガーシロップを入れて
スライスした大根をいれてもむだけで1品できあがり
他にも
しょうがで作ったビネガーシロップに
お醤油を足して豚肉を炒めれば
しょうが焼きが作れちゃいます。
フレッシュハーブの香りを利用して
疲労回復効果の高いお酢を効果的に摂れる
このレシピ、ぜひ試してみてくださいね。