クラプラガーデンモール「ハーブまるごと活用レシピ」2012年11月掲載分
「自宅庭の様子」
今年の夏は札幌でも湿度の高い真夏日が続き
ハーブにとっては過酷な環境でした。
そんな中でも頑張って育ってくれたハーブたち、
庭の冬支度とともに収穫、保存作業のシーズンです。
庭に出るとフレッシュハーブをすぐに摘むことができた季節も終わりをむかえ北国は雪が降り出します。
「収穫後の仕分け作業風景」
摘み取ったハーブは種類別に仕分けをします。
晴れていて湿度の低い日に行うといいですよ。
「ドライにする方法」
ドライ(乾燥)して使いたいものは小分けにして吊るします。
ハンガーを使うと便利ですよ。
1束は少なめに、空気が通りやすいように枝を広げるのがポイントです。
しっかり乾いたら、そのままにせずに
枝から乾いた葉をほぐして密閉容器に保存します。
お庭に育った分全部を保存する必要はなく、
「春までの間、自分が使う分」を保存することを心がけましょう。
そうすると、意外と少なくてもよいことがわかります。
「ハーブのだしは冷凍に」
ドライにしないものはハーブだし(ブーケガルニ)としてどんどん使いましょう。
数種類を1回分ずつ束ねてぐるっと巻いてラップに包み、
ジッパー付きの袋に入れて冷凍すると使うときに便利です。
ローズマリー、セロリ、ラビッヂ、フェンネル、
イタリアンパセリ、タイム、セージ、オレガノ、バジル
などいろいろありますね。
(フレッシュバジルは冷凍に向きません)
シチューやカレー、洋風肉じゃがなどのダシに使ってみてくださいね。
沸騰したお湯に凍ったままいれて5分程度弱火で煮て取り出します。
「ハーブ醤油」
フレッシュハーブをお醤油に漬け込んで保存する方法もあります。
数種類のハーブをお好みで入れるだけ。
ニンニクやしょうがなども入れてオリジナルの風味を作ってみましょう。
出来上がったお醤油は普段の料理に使えます。
「ハーブビネガーの仕込み」
「かりのさんちのハーブビネガー商品」
お酢に漬け込めば本格的なハーブビネガーも作れちゃいます。
秋に仕込んだ大量のハーブビネガーは
毎年春から数量限定で販売をしています。
「ビネガーチキン」
一度味わうと虜になる豊かなハーブやスパイスの風味のお酢(ビネガー)になりますよ。
ポン酢のようにサラダや魚にかけたり、お肉の味付けに。
自分で育てたハーブは風味豊かでなにより安心ですね。
「植物」から形を変えて私たちの食卓に登場させて冬の間もどんどん活用してみましょう。