これはガーデニングでハーブに対するイメージとしてよく耳にする会話です。
でもちょっと違うのよ、、、一部の種類なのよ、、、という彼らハーブの言い分を私が代弁してみます(笑)。
よく増える、繁殖しすぎると言われるものの代表格に地中茎であちこちから出てくるミント類や種がこぼれて増えるカモミール、オレガノ、キャットミント、キャットニップ、レモンバーム、ソープワートなどがあります。
これらは土の中に仕切り板を入れたり、種がつく前に花柄を切り取ることで「増えすぎ」を調整することができます。
ミントは鉢植えにしてそのまま土中に埋めるとあちこち広がらずコントロールしやすくなります。
逆の発想で、増えてもいい場所に植える、という方法もあります。家の裏の通路の脇、日陰で他の植物がうまく育たないところ、などただし隣家の敷地に土中から侵入しないよう配慮も必要です。
また、ハーブの中には増やしたくてもなかなかうまくいかないものもたくさんあるので一概に「ハーブは増えて困る」とは言えないのです。
新しい改良品種のものは数年すると原種がえりをすることもあり八重咲きを買ったのに翌年は一重咲きになった、、、ということも。これはハーブに限らず、どんな植物にもありえることです。
ハーブの最大の魅力は「香り」にある、と私は感じています。
育てている側が生育をうまくコントロールしながらすてきな香りを漂わせるハーブをかわいがってあげてくださいね♪